生田神社で「曲水の宴」が4年ぶりに開催されました。
境内の「生田の森」の小川に平安時代の狩衣や小袿を纏った歌人が小川に流れる盃が目の前を通り過ぎる前に和歌を詠みます。
会場では琴や笙など雅楽の生演奏がなされる中、宮中歌会始披講者園池実方様が歌を朗詠されました。
よいお天気で生田の森の大木の葉陰からお日様が柔らかく降り注ぎ、都会の真ん中の静寂の中、朗々と朗詠の声が響き渡りました。しばし、現実社会を忘れさせてくれる雅なひと時でした。
とても素晴らしい日本語の発声を聞かせていただきました。
来年もこの時期に催されるでしょう。お尋ねください。